お盆を迎えた愛川の樹木葬墓地で、蓮の花が咲きました。

いつもブログをご覧いただきありがとうございます。愛川の里樹木葬墓地担当のIです。

私たちにとっては夏バテに悩まされる8月なのですが、花々にとっては今こそ主役!とはりきって咲くものもあります。
さて、夏の花と聞いたとき、皆さんはまず、ひまわりや朝顔をおもい浮かべませんか?

そこで忘れないで覚えていただきたいのが蓮の花。こちらも夏の花の代表格なのです。
ここ、愛川の里では、お盆に還ってくる故人や、お参りに訪れるご家族の方々を迎えるかのように、なんとお盆の真っ最中に墓苑の近くで咲き出しました。

蓮の後方のピンクの花は百日紅(サルスベリ)です。こちらも夏の間、とっても長く咲き、盛夏をずっと楽しませてくれる花です。

テッポウユリも、見事に咲いています。美しい純白の大輪の花と、甘い香りから多くの人たちに愛される日本固有種のユリです。
ツツジの花の満開時期のあとを受けて、夏を彩ってくれています。

サツキ、そして紫陽花が咲き始めました。

 

5月の終わりには、鮮やかなツツジが咲き始めました。寺院の玄関前を明るく照らし、お出迎えしてくれています。

そして6月に入ると、徐々に、紫陽花が咲きだしました。この地域の梅雨入りはまだもう少し先かな?というところですが、ひとあし先にシーズンの訪れを知らせる紫陽花たちです。

愛川の里樹木葬墓地は、野趣あふれる静かな場所にあります。

先日は、外国の方がふと立ち寄られ、妙蔵寺や樹木葬墓地、それを取り囲む自然たちを眺めていらっしゃいました。お話をうかがったところ、日本に来て1年というご家族で、「静かな美しい風景だったので」つい車を停められたとのこと。

喧噪を離れてしずかにときを過ごすには、ぴったりの場所かもしれません。

故人が好きだった紫色のお花で・・・ 5月中頃の妙蔵寺の風景


先週のよく晴れた日に、1周忌法要がおこなわれました。美しい青空の下、所縁ある方々が集われ、ご住職とともに静かに手をあわせていらっしゃいました。それぞれ、心でそっと、語りかけているのでしょうね。


故人が好きだったという“紫色”の花が供えられ、色鮮やかに輝いています。眠っている方も、きっとお喜びになっているとおもいます。
特別なときでなくても、ふと気軽にお立ち寄りになり、手をあわせたり、お花を供えていかれる方がいらっしゃいます。思い出すことは、何よりのご供養ですね。