小田原唯一の一石六地蔵が出迎えてくれます
『小田原城山フレグランス樹木葬墓地』は、神奈川県小田原市城山3-1-29にある願修寺内にございます。ローズマリーやラベンダーに囲まれたハーブガーデン様式の、全国初の花香る樹木葬墓苑です。ペットの樹木葬もあり、同じ景観のもとで眠ることができ好評です。
4月も半分を過ぎ、日に日に、花が咲き出しています。
樹木葬墓地のある『願修寺』は、北条三代氏康殿のご正室、瑞渓院様のお位牌が安置されている北条家と深い関わりのある歴史あるお寺です。
瑞渓院様は願修寺の薬師如来を信仰していました。長尾影虎の小田原攻めで建物が焼失しましたが、翌年息子の氏政殿によって薬師如来を勧請し、再興されました。
瑞渓院様は当時の政略結婚で今川家から嫁いできました。父は駿河の今川氏親、母は寿桂尼。信長に討たれた今川義元の姉なのです。戦国を生きた、強い女性であったと思います。
小田原城の前身は、この土地の高台に築いた山城でした。願修寺はその時の礼拝施設として使われていた土地です。
入口の石垣はおそらく昔からのもので、歴史の重みを感じますね。
樹木葬の入口で、小田原唯一の“一石六地蔵”がお迎えしてくださいます。その字の如く、一つの石に六つの地蔵が彫られています。
お地蔵さまは、仏様の代わりに私たちを救ってくれる方です。墓地の入口にあるのは、この世とあの世の境界で、神聖なお墓に魔が侵入するのを防ぐ為といわれています。
お地蔵様が安らかに眠る故人様を守ってくれているので、ありがたいですね。
小田原市の石造物調査会の方々が、小田原唯一の“一石六地蔵”を、調査にいらっしゃっていました。
さて、墓苑ではたくさんの花々が咲き出しました。
こちらはシャクナゲです。大きく豪華な花びらをつけることから「花木の女王」とも呼ばれているんですよ。風格たっぷりです!
アジュガが満開になりました。凛とした美しい紫色、とっても美人ですね。
墓苑を見守るように咲く八重桜です。こちらもまさに満開を迎えほころんでいます。
ジャノメエリカの花が咲いています。花に黒い点が見られ、蛇の目のようであることから名づけられたそうです。
花言葉は「幸運」。幸運を運ぶ、心安らぐ樹木葬墓地にしていきたいです。
ご興味ある方は、陽光の下の美しいガーデンへ、ぜひお気軽にお立ちよりください。
ご見学は、事前にご予約をいただき1組ごとご案内いたしますので、密度や接触に極力配慮した体制でお迎えしております。